OUG ライフサイエンス分科会 過去の活動 2015年度

2016年2月以降はライフサイエンス分科会のページにPDFを掲載しています。


2016年1月度(第338回)ライフサイエンス分科会

開催日時:2016年1月21日(木) 14:00~17:00
開催場所:文京シビックセンター5階 会議室A

【ご案内】
本イベントの資料はコラボリーに掲載しています(グループ登録によりダウンロードいただけます)。
また、2016年1月以降の開催情報等はコラボリーのライフサイエンス分科会のページに掲載しています。
記入者:(株)ジー・サーチ:三尾、加藤

内容 :

【1】JDreamⅢのエンハンス情報および新複写サービスのご紹介等(スピーカー:加藤)

  • 2016年度に予定のエンハンス情報の紹介

①引用・被引用情報の追加

JSTPlusとJMEDPlus計3500万件中、234万件に引用、878万件に被引用情報あり。

国内原著論文の95年以降の論文に追加。元情報はJDream、CiNii、JaLCから取得。

JDreamⅢ内の引用関係はリンク表示する。なお、回答表示やダウンロードは有料。

 

★引用・被引用情報QA

Q1:JDream3レコードの引用・被引用情報が複数あった場合、1件1件の表示ではなく、まとめて回答表示可能か?
A1:1件ずつ閲覧する仕様のため、まとめて回答表示はできません。

Q2:タブ区切りでダウンロードできるのは、件数だけで引用・被引用情報(書誌情報)はダウンロードされないか?
A2:件数のみです。引用・被引用情報(書誌情報)のテキスト情報はダウンロードできません。

Q3:引用・被引用情報は、CiNii、JALC、JDreamⅢの情報を元に作っているが、元々JDreamⅢのデータとしては持っていたのか?
A3: 引用・被引用作成のためにJSTが調達したも情報です。

 

② 機関ID情報の追加

機関名を一意に識別できるIDを付与。タブ区切りダウンロードで入手可能でデータ分析用を想定している。

JDreamⅢ収録からID付与にはタイムラグがある。

 

★機関ID情報QA

Q4:東京大学、東京大学付属病院は別々の機関IDが付与されるか?
A1:同じIDを付与されます(サンプル確認)

Q5: 引用・被引用情報にも機関IDは付与されるか?
A5: 付与されません。

Q6:機関IDが付与されているレコードだけに限定する方法はありますか?
A6: 初回リリース版では限定ができず、また検索もできません。

Q7:段階的な属性付与は機関IDのみか?
A7:機関IDと著者IDは、JDreamⅢ収録後1カ月程で付与されます(段階的付与)。

③ 74年以前の遡及データ追加

7580ファイルよりも旧い論文データの追加収録。

計406万件で1958~1974年分。7580ファイルの名称も収録後に変更を予定。

 

★遡及データ情報QA

Q8:1958-1974年の文速のデータが電子化されて収録されるか ?
A8:はい。収録されます。

Q9:化学総覧も収録されるか?
A9:はい。収録されます。文速創刊号からののすべてのデータが電子化され収録されます。化学総覧も含みます。ただし、印刷がかすれて読み取れない等の理由で収録されないデータも若干存在します。

④ IEEEの収録

米国電気電子学会のジャーナル・会議録を機械翻訳版で追加収録。

 

⑤ 書誌項目の表記・検索の変更(タイトルを略名から完全表記、特殊号の更)

外国誌の署名を省略表記から完全表記へ変更する。

「特殊号」のフィールドは廃止、「号」に統合する。

★書誌項目の検索仕様変更QA

Q10:1958-1974年の文速のデータが電子化されて収録されるか ?
A10:はい。収録されます。

Q11: 古いジャーナルでは完全誌名が不明な雑誌が多く、混乱が予想される 。対照表や完全表記+略称の両方検索できる機能などを要望する。
A11:検討します

Q12:SDIの省略表記はどうなるか?GSH側で自動的に変換してくれるのか?
A12: 変更時期などについて通知をさせて頂く予定です。自動変換はしない予定ですので、お手数ですがご利用者での変更をお願い致します。

Q13:遡及データ(1958年~)について、雑誌名の検索は完全表記でちゃんと出来るのか?
A13:遡及データについては略称が入る予定であり、完全表記への変更時期は現在検討中です。

⑥ 文献複写サービスについて

JSTの所蔵資料サービスが2016年2月に廃止となる。これに伴い代替サービスとして「JDreamⅢ複写サービス」を開始した。既存の「メディカルオンライン」「RightFind」と合せて計3つの複写サービスとなる。

「JDreamⅢ複写サービス」はサンメディアとの連携サービス。請求はJDreamⅢのIDへの請求だが、別途複写用ID取得により請求を分けることができる。

「メディカルオンライン」もJDreamⅢのIDがあれば利用可能。別途企業契約があればメテオ会員向けのリンクから発注画面への展開あり。

なおメテオと別途契約により外部提供可能プランもあり。

「RightsFind」は1月23日のバージョンアップによりPubMed CentralとDOAJは基本的に無料で提供を開始。

Q14:⑪JSTの学会が管理する原文献について、有料のものは個別に学会に依頼して取得をしないといけない。
JDream複写等で、まとめて取得できるようにしてほしい。
A14:今後検討する予定です。

⑦ 分析ツールについて

ダウンロードデータの分析ツールへの取り込みを従量制・ビジネス固定プランで契約の範囲内とする利用条件緩和を実施(12月に実施済み)。

CSVデータを簡単に可視化できるお手軽ツール「Open Knowledge Viewer」を1ライセンス38万円で提供。

その他、提供中の分析ツール:TrueTeller(NRI)、DocRadar(VALUENEX)、Text Mining Studio・Visual Mining Studio・S-PLUS(NTTデータ数理システム)、パテントマップ(インパテック)、ぱっとマイニングJP(パテントサービス/ワイズ)、PAT-LIST(レイテック)等あり。

 

Q15: JDreamⅢを利用することのメリットは何か?医中誌webを使うことが多いが、その理由は料金が安いことである。理解不足あり説明してほしい。
A15: JDreamⅢの検索はきめ細かな検索式の設定ができる点が評価されている。

競合に対して抄録付与率が高く有用、収録期間が2週間以内と速くSDIが利用されている。

工学系の内容も対象としておりそうした雑誌に掲載された場合はJDreamⅢにしか収録されないことか

ら網羅性確保に有用、などが挙げられる。

 

⑨コンテンツソリューション RightFind Enterprise

海外文献の約95%を24時間以内に入手でき、元が電子データであり鮮明なPDFが入手できる。

別途著作権管理団体(JAC:学術著作権協会)と著作権包括契約(JAC Digital Copyright License)をお持ちの場合、RightFindのEnterpriseを利用するとCCCの管理著作物の自動識別および取得したCCC管理著作物の文献の社内共有ができるなど利便性が向上する。

RightFind Enterpriseにはリンクリゾルバ機能もあり契約ジャーナルを含め適切な入手法を提示する。検索・SDI機能もある。画面カスタマイズも可能。

Rights Find Now は目次表示機能で、Table of Contents を見ることができる。検索実行後に同じ雑誌の号に掲載の別論文を表示できて好評である。

・PubMedのRights Find 連携画面を用意することができる。文献入手をPubMed検索からシームレスにRightFind(発注画面)に流すことができる。

Q16: 検索対象はフルテキストか?
Q16: 抄録レベルである。

Q17: 文献手配の網羅性は?
A17: 研究レポートはあるが博士論文は難しい。

Q18: 著作権包括契約(JAC DCL)およびRightFind Enterpriseの費用は?
A18: JAC DCLは業種別・社員数で決まっており、詳細はRightsDirect Japanへお問い合わせください。RightFind Enterprise版の利用は個別見積ベースです。

 

【2】コラボリー/COLOBORY(スピーカー:三尾)

・研究者向けソーシャルプラットフォーム コラボリー の紹介。

コラボリー/Grants(研究助成)、Beats!、Groups(グループ)、L-RAD(エルラド)。

・Grants:研究助成情報の検索サイト。公募情報は主に研究者(もしくは研究助成による研究資金を探している

個人・組織)が多く利用。採択実績情報は、研究者に加え、KOL探索などに法人の方も。利用無料。

・Grantsに収録のデータは、分析用としてデータ販売も可(費用等は要ご相談)

・Beast!は若手研究者のための研究資金ならびに情報サイト。利用無料。

・Groups:研究者のコミュニケーションをサポートするサービス。コミュニティ情報や研究会開催など

公開情報をアップするサイト作成支援機能。利用無料。

・L-RAD:申請/起案したものの却下された研究テーマ情報をデータベース化。アイデアを共有して

有効活用を図るサービスとして展開予定。

 

Q1:コラボリーGrantsのデータは個別に収集か。
A1:提携しているパートナー企業から提供を受けている。

Q2:コラボリー(Grants、Beats、Group)を無料とする理由、ユーザーアクセス情報を解析して商売にする予定はあるか。
A2:コラボリーの運営は広告収入とデータ販売を主収益としている為、個々のユーザー様には無料でご利用いただいております(皆様に使っていただく事(ユーザー数)が一番重要)。ユーザーアクセス情報の解析について現状は考えておりません。

Q3:L-RADの未採択申請書の取集方法は、どのようにするのか。
A3:大学のTLO等を介して、研究者に登録を依頼することで動いている。


2015年11月度(第337回)ライフサイエンス分科会
開催日時:2015年11月19日(木) 14:00~17:00
開催場所:文京シビックセンター5階 会議室A
参加人数:19名

記入者:NPO医学中央雑誌刊行会 黒沢俊典

内容 :

■1部「J-STAGE活用のすすめ ~コンテンツ拡大の取り組みと機能のご紹介~」

国立研究開発法人 科学技術振興機構 知識基盤情報部 研究成果情報グループ   亀井威則氏

J-STAGEについて、利用頻度の推移や外部機関との連携の取り組み、および今後の収録コンテンツ拡大の方針等についてご説明頂いた。

1.J-STAGEの概況について

2.外部サービスとの連携について

3.コンテンツ拡大の取り組みと公開画面表示について

4.My J-STAGE機能について

■2部「医学用語シソーラス第8版改訂概要」

NPO医学中央雑誌刊行会 編集部索引課 編集主任  浜田雅美氏

医中誌の医学用語シソーラスの概要、および本年1月に改版した第8版の改定内容、利用上の注意点等について説明を行った。

1.“シソーラス” とは?

2.『医学用語シソーラス』概要

・各版の変遷

・MeSH対応

3.第8版 改訂概要

・カテゴリー別の改訂内容

・独自語カテゴリー位置づけ修正

以上


2015年10月度(第336回)ライフサイエンス分科会
開催日時:2015年10月15日(木) 14:00~17:00
開催場所:文京シビックセンター5階 会議室A
参加人数:16名

記入者:エルゼビア・ジャパン株式会社 田中 早苗

内容 :EMBASE、PubMed(MEDLINE)、医中誌Web等を用いたシステマティックレビューの検索方法についての検討とその報告

2015年5月のライフサイエンス分科会において、コクランシステマティックレビューの紹介を国立生育医療研究センター・大田えりか先生よりお伺いした。

その際に、システマティックレビューのための文献検索についても話題提供があったので、実際に検索をしている方からのヒアリングと、データベース作成機関から見た検索方法に

興味がもたれたため、コクラン日本支部のライブラリアンとサンメディア・前田氏、エルゼビア・ジャパン・田中で検討を行った。

<システマティックレビューにおける文献検索の現状>

コクラン日本支部の活動、文献検索の手順、課題などを国立生育医療研究センター・瀬川、片岡、芹沢氏よりご紹介いただいた。

コクランレビューの検索は検索専門家が行うのが原則であるが、現状はEmbaseなどのデータベースを使いこなせるライブラリアンが多くないことがひとつの問題である。

また、ほかの業務と兼任しながら検索も行っているため、十分な時間を確保することも難しい。

実際の依頼から検索式の組み立てについて、「バーターギッテルマン症候群の診断に遺伝子診断は有用か」というテーマを元に紹介した。

依頼者からの依頼方法はまちまちであり、検索テーマのほかに含めてほしい文献リストが提供されることもある。

システマティックレビューサーチでは「検索モレ」が一番の懸念事項であるため、索引語にはとらわれずにフリーキーワードでなるべく多くの情報をヒットさせる検索式を作成する。

査読済み文献のみでなく、学会抄録も重要な情報源になるので、注意が必要。

依頼者とのコミュニケーションがとりにくい場合もある(メールなどだけの場合も多い)ので、臨機応変な対応が求められる。

日本ではライブラリアンの社会的地位が残念ながらそれほど高くないが、今後はコクランレビューの1メンバーとしての地位を確立し、より精度の高い検索結果を提供できることを目指したい。

<医中誌、MEDLINE、EMBASEを用いた検索式の検討>

通常のデータベース利用方法を踏襲すると、索引を重視した検索式を立ててしまうが、コクランレビューサーチの場合、それでは絞込み過ぎであるケースが多い。

特にEmbaseでは索引(サブヘディング)を使うと学会抄録が検索されないため、注意が必要。

依頼者から提供されるキーワードと実際に含めてほしい文献リストに付与されている索引語の間に乖離のあるケースもあるようなので、依頼者の意図を十分に考慮して検索式を作成する必要がある。

現状の索引語はコクランレビューを意識したものになっていない可能性もあるため、適切な索引語を慎重に選択する必要がある、また、フリーキーワードの式もあわせて検討する。

Embaseでは今後PICOサーチモジュール(コクランレビューサーチに最適化した検索画面)の開発を予定している。今回の検討結果を製品チームにフィードバックし、より検索者に有益な検索機能の開発を依頼したい。

また、OUGメンバーが普段行っている検索方法とは異なるアプローチの検索方法を

ライブラリアンの皆さんからご紹介いただけたので、参加者の皆さんにも参考になる点があったのではないかと思う。

以上


2015年9月度(第335回)ライフサイエンス分科会
開催日時:2015年9月17日(木) 14:00~17:00
開催場所:長井記念館 4階 (一財)日本医薬情報センター(JAPIC) 4階会議室
参加人数:19名

(一財)日本医薬情報センター 井上 彰

内容 :JAPIC医薬品情報総合検索システム PharmaCrossについて

・PharmaCrossの全体概要、実装機能、画面遷移、サービス概要について

1.PharmaCrossの収載データ

・JAPICDOC(医薬文献情報) ・SOCIE(学会演題情報)

・医療用医薬品添付文書情報 ・一般用医薬品添付文書情報

・日本の新薬(新薬承認審査報告書) ・JAPIC Daily Mail DB

・JAPIC AERS ・臨床試験情報(JAPIC CTI)

・メディナビ情報(PMDA)

・コンセプト

◆簡易統合検索

・上記データソースを集約した統合データベースの構築

・ワンクリック検索

-サジェスト機能(予測候補表示)、関連語表示)

・複数のデータソースから情報を網羅的に一括表示

-データの各項目に重要度(スコア)を設定。

・シームレスに次の検索へ遷移

◆詳細検索

・従来型のDB検索を踏襲したノイズの少ない検索

・検索項目(フィールド)を指定

・演算子(AND、OR、NOT)括弧を使用

・その他実装機能

・複数の検索結果を項目別に比較(比較表)

・検索結果の保存、印刷、ダウンロード

・パーソナル機能

・外部データとのリンク(PubMed)

・簡易統合検索(医薬品基本情報)について

・医薬品名を検索することで、JAPICのデータソースから、医薬品に関する基本的な情報として、医薬品添付文書、国内外規制当局情報※、有害事象、承認審査報告書情報※、臨床試験情報(JapicCTI)※の情報を一画面に表示し、その医薬品に関する情報をまとめて確認する事ができます。

(※はPharmaCross内の該当情報へのハイパーリンクとなります)

・簡易統合医療用・一般用添付文書検索について

・医療用または一般用医薬品の添付文書の検索と添付文書を比較表示する機能があります。

・マイフォルダ

・検索結果の保存

・検索式の保存

・比較機能:任意の検索結果同士の比較が可能

複数の比較機能では、列行の入れ替え、表示する項目などユーザが選択操作可能

・ダウンロード履歴

・一般公開予定 2015年10月

(正式オープン後、OUGメーリングリストでも配信させていただきます)

以上


2015年7月度(第334回)ライフサイエンス分科会
開催日時:2015年7月16日(木) 14:00~17:00
開催場所:化学情報協会 メリノ六義園ビル 3 階 会議室
参加人数:19名

記入者:化学情報協会 山道 幸代

内容 : STN 新プラットフォームと医薬系データベース

STN 新プラットフォームの概要および医薬系データベースに関する最近の強化内容について紹介した。

1. STN 新プラットフォーム

・ STN のインターフェース

・ 医薬・薬学分野の調査に利用できる主なデータベース

・ STN 新プラットフォームの概要

・ 2014 年 6 月以降の強化内容まとめ

・ 検索事例の紹介

2. Classic STN 医薬系データベースの強化

・ EMBASE/EMBAL ファイル

– EMTREE 語のオンラインシソーラスの更新

– 会議録情報の追加

– MEDLINE 由来のレコードの追加

・ MEDLINE ファイル

– 2015 年版 MeSH に対応

– 臨床試験情報の収録拡大

– ORCID ID および DOI のリンク追加

– 複数の著者所属機関情報の収録開始

– 構造化抄録の見出し語追加

– UPI フィールドの追加

・ DGENE, PCTGEN, USGENE ファイル

– バッチ検索結果の回答保存期間の延長

・ 検索 Tips ~ MEDLINE の化学物質索引

参考資料:2015年 STNユーザーミーティング資料 (修正版)

以上


2015年6月度(第333回)ライフサイエンス分科会
開催日時:2015年6月18日(木) 14:00~17:00
開催場所:長井記念館 4階 (一財)日本医薬情報センター(JAPIC) 4階会議室
参加人数:13名

記入者:協和メディアサービス(株) 村松奈央

内容:検索演題

1)検索例題 医薬品について、各国での販売状況を調べる

指定の5つの医薬品について、

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スイスにおける商品名、販売会社、剤型、用量、適応、薬価を調査した。

<主な情報源>
アメリカ:PDR、AHFS、Red Book
イギリス:BNF、Medicines Compendium、MIMS
フランス:ViDAL
ドイツ :Rote Liste
スイス :Arzneimittel-Kompendium der Schweiz

・書籍によって情報に偏りがあるため注意が必要だった。

・特に英語以外の言語の読解が難しかった。

・英語と似ている項目を探す、用量は「mg」等に注目すると探しやすい。

・翻訳会社へ頼むことも状況に応じて考慮する。

・一度に閲覧できる範囲が広い点が紙(書籍)の利点である。

・web版はリンクを頼りに関連情報を得ることができる点が利点である。

・販売会社がわかる場合は、会社のホームページや、

直接販売会社に問合せることで情報を得ることも可能。

<参考情報>

・JAPIC 世界の医薬品集・価格表 国別所蔵資料一覧

http://www.japic.or.jp/service/library/cou_document.html

・Drugs.com

http://www.drugs.com/

・emc

https://www.medicines.org.uk/emc/

2)リンク集の更新、有用webサイトの共有

時間の都合上、実施せず。

以上


2015年5月度(第332回)ライフサイエンス分科会
開催日時:2015年5月21日(木) 14:00~17:00
開催場所:文京シビックセンター3階 障害者会館 会議室B
参加人数: 名

記入者:鈴木博道

内容:コクラン・ライブラリーについて:

大田 えりか氏 (国立成育医療研究センター医療政策科学研究室長)

(1) コクラン共同計画について
① 背景
多くの医療の臨床や政策の決定はエビデンスに基づいていない!
「人々が清潔で透明な水を求めるように、潔白で透明な知見を求める権利がある」(Sir MuirGray)
② Cochraneコクランとは
Not-for-profit、120カ国34,000人のボランティア・ネットワーク
センター14カ所、支部など22カ所
53のレビューグループ、16の方法論グループ
③ 目的
「無作為化比較試験を中心に、世界中の臨床試験を収集し、質評価を行い、統計学的に統合するシステマティックレビューを行い、その結果を継続的に、医療関係者、医療政策決定者、消費者に届け、合理的な意思決定に供する」
④ コクラン共同体全体での成果
5000以上のコクランレビュー(全てがインターネットで閲覧可)
発展途上国では、無料で全文が閲覧可
学術論文と異なり、必ず「一般語訳」付き
⑤ コクラン妊娠出産グループ日本支部(2012年6月成育医療センターに設置)
2014年5月正式な日本支部(http://square.umin.ac.jp/cochranejp/index.html)
コクランレビュー著者の支援、定期的なコクランワークショップ開催
コクラン共同計画の正式な組織
⑥ 日本の成果
コクランレビュー(プロトコール21編レビュー27編)
その他論文(英語18編日本語13編)
⑦ Cochrane Libraryの構成
Database of Abstracts of Reviews of Effects (DAREコクラン以外のレビュー)
Cochrane Database of Systematic Reviews (CDSRコクランレビュー)
Cochrane Central Register of Controlled Trials (CENTRAL)
Methods Studies (CMR)
Technology Assessment (HTA)
Economic Evaluations (EED)
(2) システマティックレビューとその見方
① コクランレビューのプロセス
PICOs設定
タイトルの登録
プロトコール出版
レビュー出版
アップデート版出版(2年)
② レビューの評価法
レビューの方法は信頼できるか(テーマ設定、検索、研究の選択評価、メタ解析)
メタ解析の結果の効果推定値はどのくらい確からしいのか?
③ 検索データベース
CENTRAL、MEDLINE、Embase、Cochrane Specialised Registers
可能であれば他のDBを追加する
④ 他の情報源
雑誌およびその他のDB
未公表および進行中の研究
⑤ コクランレビューの構造
ABSTRACT
PLAIN LANGUAGE SUMMARY
SUMMARY OF FINDINGS FOR THE MAIN COMPARISON
本文
Background
Objectives
Methods
Results
Risk of bias summary
Forest plot
Discussion
Authors’ Conclusions
Acknowledgements
References
CHARACTERISTICS OF STIDIES (アブストラクトテーブル)
DATA AND ANALYSES
ADDITIONAL TABLES
APPENDICES (検索式)
WHAT’S NEW
HISTORY
CONTRIBUTIONS OF AUTHORS
DECLARATIONS OF INTEREST
SOURCES OF SUPPORT
DIFFERNCES BETWEEN PROTOCOL AND REVIEW
INDEX TERMS (検索語)
⑥ リスクオブバイアス(RoB)の評価
ランダムサンプリング
ランダムアロケーション
ブラインド
Outcome data の完璧性
選択バイアス、その他
⑦ メタアナリシスの目的
効果とその不確実性の定量化
検出力を高める
精度を高める
研究間の相違を調べる
矛盾する研究結果の解決
新しい仮説を生み出す
⑧ フォレストプロット
分析対象研究の結果を縦に並べて図示するもの
⑨ Summary of Findings (SoF) table
以上


2015年4月度(第331回)ライフサイエンス分科会
開催日時: 2015年4月16日(木) 14:00~17:00
開催場所:文京シビックセンター3階 障害者会館 会議室CA
参加人数:12名

記入者:殿崎正明

学術雑誌の諸問題:

高額雑誌に対抗して日本の学術雑誌を世界に普及させる必要性とその方法

外国雑誌の価格高騰に対応するためには1) 図書館は高額雑誌を買わない、2) 研究者は高額雑誌に論文を投稿しない、3) また高額雑誌の査読者・編集者にならない、という図書館と研究者が協力した「3ない運動」が不可欠である。日本が科学技術情報立国、知的財産立国を標榜するならば、「Science」,「Nature」を凌ぐ日本発の一流学術雑誌発行を目指すと同時に日本の学術雑誌を世界に普及させる戦略が必要である。そのためには、先ず国・研究者が日本の雑誌に発表された論文を優先評価するという意識改革を行う。現在日本の研究成果は約8割が外国雑誌に掲載されているが、国の研究助成金による研究成果は必ず主要なデータベースに収録されている日本の雑誌に投稿することを義務付ける、等の具体的な戦略について紹介された。
(参考情報)
・2015年1月放送の教養番組『知の回廊』第101回「情報貧国ニッポン」山﨑久道
http://www.chuo-u.ac.jp/usr/kairou/news/2015/01/27779/ (中央大学HP)
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/opinion/20140630.html  (ChuoOpinion)

・学術雑誌の高騰に関する調査レポート Loughborough University(英国)
WHITE, Sonya and CREASER, Claire
Scholarly Journal Prices: Selected Trends and Comparisons
Loughborough: LISU, 2004 LISU Occasional Paper no. 34 ISBN 1 901786 83 8
http://www.lboro.ac.uk/microsites/infosci/lisu/downloads/op34.pdf

Trends in Scholarly Journal Prices 2000-2006
http://www.lboro.ac.uk/microsites/infosci/lisu/pages/publications/oup2.html

出版社別の価格変化のグラフなどがある。

・2013年度ノーベル医学生理学賞を受賞したカリフォルニア大学バークレー校教授ランディ・ シェクマン博士が、Nature, Science, Cellというトップジャーナル(最高ランクの学術雑誌)をボイコットする宣言
Nobel winner declares boycott of top science journals
http://www.theguardian.com/science/2013/dec/09/nobel-winner-boycott-science-journals

・電子ジャーナルの問題解決のための「3つの提言」
石田 武和(物性グループ物性委員会)
情報管理 Vol. 57 (2014) No. 10, p. 741-746
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/57/10/57_741/_html/-char/ja/
引用情報などが参考になる。

・学術出版をビジネスモデルとしてとらえる弊害
射場 敏明(順天堂大学大学院医学研究科救急・災害医学)
日本集中治療医学会雑誌Vol. 20 (2013) No. 3, p. 428-429
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/20/3/20_428/_article/-char/ja/
ビッグスリーと言われるE社、S社、W社は研究者の業績評価主義による需給バランスから投稿論文の減少がなく高収益を継続。今後は小規模出版社の支援、伝統ある学会誌の英文化、また、研究者の良識(価値ある論文投稿を問い直す努力)も必要としている。

・学術情報の国際発信について文部科学省の審議会報告より
学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について【概要】(平成24年7月 科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会 学術情報基盤作業部会)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/attach/1323861.htm

・Proposal of the Movement that Publishes the Results of Scientific Research of Home Country to Scientific Journals of Home Country.
Tonosaki, Masaaki (Nippon Medical School Central Library)
Igaku Toshokan Vol.53 (2006) No.1, p.36-40.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/igakutoshokan1954/53/1/53_1_36/_pdf

・日本における研究成果発表の問題点と対応策 税金で研究した研究成果の掲載料も税金で払い、利用するためにまた税金で高額学術雑誌を購入するという税金の無駄使いを止め、日本発の国際的な一流の学術雑誌を創出しよう(解説)
殿崎 正明(日本医科大学中央図書館)
オンライン検索 Vol.31(2010) No.1-2, p.1-6.
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2010339354