「情報プロフェッショナルシンポジウム」について

INFOPROリスタート!みなさまの発表を心よりお待ちします。

    INFOPRO2019実行委員会委員長  林 和弘(科学技術・学術政策研究所)

この度INFOPRO2019実行委員会委員長を仰せつかりました林です。

2018年にINFOPROの会期をこれまでの秋口(11月辺り)から7月にするという移行措置を経て本年よりINFOPROを本格的にリスタートするにあたり、一言申し上げる機会をいただきました。

かつて当協会主催のINFOSTAシンポジウムと科学技術振興機構(JST)主催のINFORUM(情報科学技術研究集会)が合併する形で2004年より始まった情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO)は、早いもので昨年第15回目を迎えました。私自身はINFOPROの第1回から電子ジャーナルを中心とした学術情報流通に関連した発表を続け、実行委員長が山﨑久道現会長に代わった第6回(2009年)以後委員を仰せつかり、第8回(2011年)から山﨑、長塚両委員長のもと副委員長を8年務めており、結果的にINFOPROを傍らで眺め続けていた立場となります。そして、INFOPROが始まった当初よりインフォプロを取り巻く環境が大きく変わったことと、インフォプロとしてのあり方が議論されてきたことはご存知かと思われますが、例えば節目の第10回のINFOPRO2013ではトーク&トークにて「インフォプロの再認識と再定義」と題して、インフォプロの将来を見通すことを試みました。いわゆるデータベースを正確に検索する専門家からWebも駆使してクライアントのニーズを傾聴する情報サービス提供者にランクアップし、そして企業や図書館等の事業経営に不可欠な存在になるためにどのように変容できるかを議論したことを覚えております。それ以降も、情報のオープン化の流れや、ここ2−3年はビッグデータや人工知能の文脈を加え、インフォプロを取り巻く環境は依然大きく変化し続けていると言えます。

このような変革が早い状況においては、あるいは、ビッグデータ時代においては、事象を学術的に一般的なモデル化することは難しいか、モデル化した瞬間に陳腐化する傾向にあります。この状況において必要なことは、ログを残しておくこと、すなわち、何をどのような動機で行い、結果がどうであったかを記録して次に繋ぐことです。この記録は「データ」として蓄積され、人工知能を含む様々なツールで解析することができるようになり、将来の一般化、モデル化に繋げる可能性を高めます。

もともとINFOPROはいわゆる純粋な学術系学会とは少々違う特徴を持っており、研究はもちろん、企業や図書館など、社会で実際に事業として運営されている方の事例やケーススタディ、すなわち活動の記録も報告できる機会を提供しております。このINFOPROの持ち味も大切に、引き続き、情報を司る専門家集団としてのあり方を会員の皆様で議論し、新しいインフォプロ文化を醸成する場を提供することが、INFOPROの大切な役目と考えております。本年7月に開催する第16回目となるINFOPRO2019の発表募集は間もなく開始します。みなさまからのご発表と参加を心よりお待ちしております。

【シンポジウムの目的と理念】
➖ 本シンポジウムは情報分野における経験を交流し、新たな知見や意見を発表する場である。
➖  本シンポジウムは当協会会員が発表し、学習・研鑽する場である。
➖  本シンポジウムは当協会の存在意義を示し、新たな会員を獲得する場である。
【主催機関】  
一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)

●最新の「情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO」の詳細はシンポジウムINFOPROをご覧ください。
●過去のシンポジウムについては、「過去のINFOPROシンポジウム」をご覧ください。
【ご意見、ご希望】
皆様のご希望、ご意見、お問い合わせなどは、「問い合わせフォーム」にてお寄せください。