「情報プロフェッショナルシンポジウム」について

INFOPROへの発表および参加のお誘い

    INFOPRO2020実行委員会委員長  林 和弘(科学技術・学術政策研究所)

情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO)は、かつて当協会主催のINFOSTAシンポジウムと科学技術振興機構(JST)主催のINFORUM(情報科学技術研究集会)が合併する形で 2004年より始まった 情報を司る専門家(インフォプロ)のためのシンポジウムです。INFOPROが始まった当初、あるいはそれ以前よりインフォプロを取り巻く環境は大きく変わってきました。いわゆるデータベースを正確に検索する専門家からWebも駆使してクライアントのニーズを傾聴する情報サービス提供者にランクアップし、そして企業や研究機関等の事業経営に不可欠な存在になるためにどのように変容できるか、インフォプロのあり方が常に議論されてきました。例えば節目の第10回のINFOPRO2013ではトーク&トークにて「インフォプロの再認識と再定義」と題して、インフォプロの将来を見通すことを試み、それ以降も、情報のオープン化の流れや、ここ最近はビッグデータや人工知能関連技術の導入が本格化するなど、インフォプロを取り巻く環境は未だ大きく変化し続けていると言えます。

このような変革が早い状況においては、あるいは、ビッグデータやデータサイエンスの時代においては、事象を学術的に一般的なモデル化することは難しいか、モデル化した瞬間に陳腐化する傾向にあります。従って現状において必要なことは、ログを残しておくこと、すなわち、何をどのような動機で行い、結果がどうであったかを記録して次に繋ぐことです。この記録は「データ」として蓄積され、人工知能を含む様々なツールで解析することができるようになり、将来の一般化、モデル化に繋げる可能性を高めます。

もともとINFOPROはいわゆる純粋な学術系学会とは少々違う特徴を持っており、研究はもちろん、企業や図書館など、社会で実際に事業として運営されている方の事例やケーススタディ、すなわち活動の記録(ログ)も報告できる機会を提供しております。このINFOPROの持ち味は、 データサイエンスに貢献しうるログを残せるという意味で、学術的系学会とは違った価値を提供する可能性を秘めています。すなわち、この特性を強みとして捉え直し、引き続き、情報を司る専門家集団としての知見を蓄積し、会員の皆様と議論することで、新しいインフォプロ文化を醸成することができます。そして、その場を提供して会員の行動変容を促すことが、INFOPROの大切な役目と考えております。時代に合わせて変化し続けるINFOPROへのみなさまからのご発表と参加を心よりお待ちしております。

【シンポジウムの目的と理念】
➖ 本シンポジウムは情報分野における経験を交流し、新たな知見や意見を発表する場である。
➖  本シンポジウムは当協会会員が発表し、学習・研鑽する場である。
➖  本シンポジウムは当協会の存在意義を示し、新たな会員を獲得する場である。
【主催機関】  
一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)

●最新の「情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO」の詳細はシンポジウムINFOPROをご覧ください。
●過去のシンポジウムについては、「過去のINFOPROシンポジウム」をご覧ください。
【ご意見、ご希望】
皆様のご希望、ご意見、お問い合わせなどは、「問い合わせフォーム」にてお寄せください。