第50回(2025年)「情報科学技術協会賞」表彰

「第50回情報科学技術協会賞」の受賞者が決定しましたので、お知らせします。表彰式は、2025年12月4日にINFOPRO 2025の情報交流会の場にて行う予定です。

 

情報業務功労賞

井佐原 均

推薦文: 井佐原 均氏は、永年にわたり機械翻訳や言語資源の研究開発に従事し、ISO/TC 37の委員および委員長として国際標準化を主導されました。特に、2025年に日本で開催されたISO/TC 37総会では、開催準備と運営において中心的な役割を果たされました。
これらの功績により、情報業務、なかでも標準化の分野への顕著な貢献が高く評価されました。

教育・訓練功労賞

矢崎 美香

推薦文: 矢崎 美香氏は、永年にわたり九州女子大学附属図書館での勤務および司書課程教育に尽力されるとともに、西日本委員会や理事として協会事業にも貢献されました。特に、検索技術者検定においては会場の提供や運営支援、学生への受験推奨などに尽力され、その功績はきわめて顕著です。これらの取り組みにより、情報科学技術分野における教育・訓練活動の発展に大きく寄与されたことが評価されました。

研究発表賞

該当なし

優秀機関賞

超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(IUGONET)

推薦文: 超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究(IUGONET)は、各大学・研究機関に分散する超高層大気観測データの検索・取得基盤を整備し、分野横断的研究の発展に寄与されました。特に2024年には、メタデータのスキーマ変換を通じてデータの学術リポジトリ登録を実現し、異分野共同研究の推進や研究者の新たな気づきに大きく貢献されました。これらの活動は、データ共有と連携を促進し、研究基盤の高度化に大きく寄与するものです。

協会事業功労賞

試験実施委員会

推薦文: 試験実施委員会および傘下のCBT分科会・作問委員会は、検索技術者検定の運営全般を担い、近年はCBT化を主導して2024年に全級のCBT化を実現しました。CBT化による形式変更にとどまらず、級の再編を含む困難な改革を成し遂げ、検定事業の安定運営と発展に大きく寄与されました。これらの取り組みは、検定の社会的認知度向上と情報専門職の地位向上に大きく貢献するものです。

協会事業功労賞

岡安 渉子(富士通株式会社)

推薦文: 岡安 渉子氏氏は、富士通株式会社において情報専門技術を活かして業務に従事される一方、当協会の評議員・理事として人材育成および事業推進に尽力されました。特に、検索技術者検定のCBT化を主導し、試験事業の発展と受験者の利便性向上に貢献されました。また、関連団体との連携強化にも尽力され、情報分野の発展に顕著な功績を挙げられました。

奨励賞

黒谷 篤之(農業・食品産業技術総合研究機構)、伊藤 直仁(北海道情報大学)、權 娟大(農業・食品産業技術総合研究機構)、小林 暁雄(農業・食品産業技術総合研究機構)、桂樹 哲雄(農業・食品産業技術総合研究機構)、西平 順(北海道情報大学)

推薦文: 『情報の科学と技術』第74巻第9号(2024年)に掲載された総説・解説記事「健康社会におけるデジタルヘルスケアシステムの今後の課題と展望」は、健康寿命の延伸とウェルビーイングの実現に資する新たな領域を切り拓くものです。
本論文は、学術研究の深化にとどまらず、産官学連携や社会実装を通じた実社会への波及効果も期待される成果として高く評価されました。

名誉会員推挙

該当なし

永年会員推挙

加藤 信哉

永年会員推挙

山口 哲雄

 

過去の表彰