2023年6月から2024年7月まで『情報の科学と技術』誌で連載された「実務者のための著作権お悩み相談室」の出張版セミナー第2弾です。
同連載では、実務者が日々直面している著作権の悩みについて、現場から寄せられた質問をベースに、「これまで抱えてきていたものの、結局あまりよく分からずに放置していたモヤモヤ」を晴らすべく、事例形式で平易に解説しました。
出張版セミナーでは、連載では取り上げることができなかった著作権法の基本的な事項のポイントの解説に始まり、実務上のよくある質問の解説や連載の補足解説を行うことで、連載の内容を補完します。
また、近時の著作権法に関する重要課題である生成AIに関しても問題状況を整理した上で、政府での議論状況を踏まえて実際に筆者に寄せられた質問をベースにポイントの解説を行います。
セミナーで寄せられた質問については、これを踏まえた特別記事も掲載される予定ですので、皆様からのご質問をお待ちしています。
講師
澤田 将史 氏(高樹町法律事務所 弁護士)
2012年弁護士登録。長島・大野・常松法律事務所、三村小松法律事務所を経て、2023年9月より現職。2016~2019年文化庁著作権課へ出向(著作権調査官)。
著作権やデータ・AIの利活用をはじめとした知的財産に関わる案件を中心に手掛ける。
2019年より「知的財産管理技能検定」技能検定委員、2021年より「文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会」委員、2024年より「文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会 法制度に関するワーキングチーム」委員を務める。『実務者のための著作権ハンドブック』(共著)、『相談事例で学ぶ生成AIの活用と法務』(共著)ほか著作権・AIに関する著作・講演多数。
日時
2026年2月26日(木)15:00~17:00(1か月のアーカイブ配信あり)
開催形式
Zoomによるオンライン開催
※ 開催後,申込者限定でアーカイブ動画の公開を予定しています(質疑応答もアーカイブに含みます)。
参加費
- 会員: 無料
- 非会員: 5,500円
こちらのページ(Peatix)からお申し込みください。
参考: 領収データ(適格請求書)にアクセスする
※ 価格は消費税込みのものです。
※ 事前質問の受け付けも行います(2026年2月4日まで受付け)。日頃感じている著作権への疑問、また、連載の中で疑問に思ったことなどをお寄せいただけますと幸いです。Peatixでお申込後、「イベントに参加」というボタンを押下して事前質問受付のフォームのURLをご確認いただければと存じます。
参考資料
実務者のための著作権お悩み相談室 『情報の科学と技術』誌 連載記事
- 連載に当たって
- 第1回 企業・団体における著作物の引用
- 第2回 図書館における書影等の利用
- 第3回 著作権者不明等の場合の権利処理-令和5年著作権法改正における「時限利用裁定制度」の概要
- 第4回 図書館における利用者の著作物の利用
- 第5回 図書館資料のデジタル化
- 第6回 著作権の保護期間
- 特別編 生成 AIの利用
ご参加にあたって
- お申し込みをいただいた際に取得した個人情報は、INFOSTAの個人情報保護方針にて適切に保護・管理いたします。
- 本イベントでは、INFOSTAが定めた行動指針に同意していただき、参加した方々が平等で相互に尊重し合う中で参加者自身で民主的に運営いたします。
- 万が一、行動指針に反して会の運営に支障をきたす場合は、参加をお断りする場合がございます。
企画
研修委員会
主催
一般社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)

