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目次前回 < > 次回 第 255 回化学分科会開催報告
日時 2004 年 6 月 15 日 (火) 14:00-17:00
場所 日本 MDL インフォメーションシステムズ株式会社 会議室

配布資料

  1. MDL 社及び提供サービスに関する資料
  2. CrossFire Beilstein Gmelin に関する資料
  3. DiscoveryGate に関する資料

日本 MDL インフォメーションシステムズの清水氏、羽島氏よりご説明いただいた。

1. CrossFire Beilstein Gmelinに関する説明

 CrossFire Beilstein Gmelinの構成、データ収録内容に関する説明があった。Beilstein は化学主要180誌を情報源とし、化学構造式・化合物基本情報・物性・反応・薬理学データなどを収録している。検索例、Dymond linkingなどの機能の紹介もあった。

2. DiscoveryGate に関する説明

 DiscoveryGateの特徴はMDLのファクトデータベースを検索した結果から、他社のデータベース・電子ジャーナル・特許データベース等へのリンク機能を持っていることにある。リンク先の情報を見るには、個々のデータベースなどとの契約が必要となる。

3. その他

 SciFinderとCrossFireを比較した例が紹介された。Beilstein・GmelinよりもRegistryの化合物数の方が多いのは、特許の収録の有無が理由として考えられる。Beilsteinの利用としては、物性・反応検索が多い等の議論があった。