学術研究ポータル実現に向けて
− サービスの可能性と技術動向 −
日時:2004年3月10日(水)13:30〜16:30

 最近、「ポータル」という言葉をよく聞きます。ポータルとは入り口とか窓口という意味で、WWWにおいては様々なサービスの窓口になっているページやサイトを指します。学術研究ポータルは電子ジャーナル、リンキングシステム、メタデータ、機関リポジトリなど、学術研究のための様々な情報資源への入り口の役割を果たし、利用者の学術研究活動を支援する新しいタイプのサービスシステムとして期待されています。
 そこで、本セミナーでは学術研究ポータルの構築に実際に関わっておられる第一線の方をお招きし、サービスと技術の両面からお話いただきます。講師のお一人である尾城孝一氏は長年大学図書館の現場に立たれ、現在は千葉大学附属図書館情報サービス課長として機関リポジトリの構築など新しいサービスに積極的に取り組んでいらっしゃいます。国立大学図書館協議会においても、電子ジャーナルタスクフォースのメンバー及び図書館高度情報化特別委員会ワーキンググループの主査として常に中心的な役割を果たしてきました。もう一人の講師である増田 豊氏は先進的なリンキングシステムであるSFXをいちはやく導入し、WWW上の論文記事を次々にリンクしていく全く新しい形態のシステムを日本に紹介するとともに、学術研究システムの将来像についてもお考えを示されています。
 今後中心的存在になっていくと思われる学術研究ポータルについて、サービスと技術の両面から話を聞ける貴重な機会です。学術研究サービスに関わる多くの方々の参加をお待ちしています。

千葉大学付属図書館 尾城孝一氏 13:30〜15:00
「学術研究ポータルサービスの可能性 -変わる大学図書館サービス-」
ユサコ株式会社 増田 豊氏 15:00〜16:30
「学術研究ポータルの技術動向 -リンキングシステムとSFX-」

 主催  社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)
〒112-0002 東京都文京区小石川2−5−7(佐佐木ビル)
TEL:03-3813-3791  FAX:03-3813-3793
e-mail:infosta@infosta.or.jp URL http://www.infosta.or.jp/

会場 化学会館 6階大会議室
(東京都千代田区神田駿河台1-5 Tel.03-3292-6241(直通))
URL:http://www.csj.jp/compendium/
JR 中央線・総武線 お茶の水駅西口下車 徒歩3分
地下鉄 丸の内線 お茶の水駅下車 徒歩4分
地下鉄 千代田線 新お茶の水駅下車 徒歩4分
定員 60名
参加費 会員:5,250円 非会員:8,400円(消費税込み)
※なお,開催7日前以降のキャンセルについては,参加費の全額を頂戴いたします。
申込先 申込書に必要事項をご記入の上,以下まで郵送またはFAXでお申込み下さい。
協会Web(http://www.infosta.or.jp/info_semi/semitop.html)からも申し込めます。
開催の7日前までに受講票・請求書等をお送りいたします。
〒112-0002 東京都文京区小石川2−5−7(佐佐木ビル)
社団法人 情報科学技術協会(INFOSTA)
TEL:03-3813-3791 FAX:03-3813-3793