おかげ様を持ちまして多くの方のご参加を頂き、ありがとうございました。
特別講演記事、および各発表概要は、「情報管理」および「情報の科学と技術」2007年3月号に掲載予定です。

会 期  2006年11月16日(木)午後〜17日(金)
会 場  日本科学未来館 (東京都江東区青海2−41) 案内図   ランチmap
内 容  1.一般発表  24件  プログラム(pdf)  (html)  タイムテーブル(pdf)
 2.特別講演  16日 16:15〜17:15
           『情報社会の本質的な変化
          安西祐一郎氏  (慶應義塾長・情報処理学会会長)
 3.トーク&トーク 「学術情報の流通・利用と著作権」 
 4.情報交流会    16日17:30〜19:30
 5.展示コーナー (両日とも)
          情報科学技術協会のOUG,SIG活動紹介(パネル紹介)
          科学技術振興機構のJDreamU、J-STAGEの紹介
参加費
(予稿集代)
 ・一般:6,300円 学生 4,200円 (消費税込み)
 ・情報交流会 :4,200円 (消費税込み)
申込み  こちらより申し込み下さい  
問合せ INFOPRO受付担当
 ・Tel:03-5391-2174  Fax:03-5391-2232
 
 安西祐一郎氏
  (慶應義塾長・情報処理学会会長)  
1974年慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。
1971年慶應義塾大学工学部助手。
1981年〜1982年カーネギーメロン大学客員助教授。
1985年北海道大学文学部助教授。
1988年慶應義塾大学理工学部教授。
1993年〜2001年同大学理工学部長兼大学院理工学研究科委員長。
2001年には慶應義塾長に就任、人を育むことを第一義として教育、研究、医療、社会貢献に国際社会の第一線で寄与する学塾の発展に尽力している。
 現在、日本私立大学連盟会長、日本私立大学団体連合会会長、全私学連合代表、情報処理学会会長、文部科学省中央教育審議会委員、日本学術会議会員、内閣府知的財産戦略会議本部員、文部科学省リーディングプロジェクト「細胞・生体機能シミュレーションプロジェクト」統括マネジャー、情報・システム研究機構理事などを務める。
 研究分野は、情報科学・認知科学・知的社会基盤工学。人間の認知、思考、学習、記憶などの情報処理過程を情報科学の方法論によって解明する認知科学、および人間と環境・コンピュータ・ロボットとのインタラクティブシステムの設計を行なう研究分野におけるパイオニアとして知られている。

 安西先生は、情報処理学会の会長就任挨拶の中で、「情報技術を当たり前のように駆使し、自分の生活、地域のコミュニティ、社会のあり方を変え、自分と他者の能力が十分に発揮できるようにしようとする若い人たちは急速に増えています」と述べ、「世界と日本における情報社会が本質的な変化を遂げている」状況について言及しておられます。
 また、「誰しも、人生を真直ぐに来た人であればあるほど、自分がこれまでやってきた仕事、学問、身につけてきた知識と経験を基に、それをさらに伸ばすことが世の中のためになる、と考えます。しかし、本当にそうなのでしょうか」と、社会の本質的な変化を踏まえ、情報社会の中で生きる人間の生き方についてのお考えの一端を述べておられます。

 安西先生の著作や講演メッセージを拝見すると、人間に対する信頼が感じられます。先生ご自身「個人の能力は、本人が思っているよりもはるかに豊かで多様であり、人それぞれに自分でも気がつかない素晴らしい能力が潜んでいる」(『自己の啓発』(岩波講座「マルチメディア情報学」11巻)「学習の手引き」より)という、根底的な人間の在り方や生き方について、肯定的なお考えを述べておられます。

 今回の特別講演では、情報社会の本質的な変化について深く掘り下げてお話しいただくとともに、その社会の変化を踏まえ、今後人間はどのように生きていくのか、その問いかけに対する先生ご自身のお考えを伺います。情報社会の未来、情報社会と人間の関係、さらには今後新しい社会の中で生きるうえでの指針など、安西先生ならではの深く示唆に富んだお話をご一緒にお聴きしたいと思います。

後援
(予定)
専門図書館協議会、社団法人 日本図書館協会、特定非営利活動法人 日本医学図書館協会、財団法人 日本情報処理開発協会

このシンポジウムには多くの企業様より協賛を頂きました。  広告協賛企業様一覧 

 ◆第1回情報プロフェッショナルシンポジウム
 ◆第2回情報プロフェッショナルシンポジウム
共催 : 独立行政法人 科学技術振興機構 (JST)   社団法人 情報科学技術協会 (INFOSTA)