OUGライフサイエンス分科会
☆☆ 今までの活動内容 ☆☆

2016年1月~


第338回(2016年1月)   


2016.08.05 更新



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2016年1月度(第338回)ライフサイエンス分科会

開催日時:2016年1月21日(木) 14:00~17:00
開催場所:文京シビックセンター5階 会議室A

【ご案内】
本イベントの資料はコラボリーに掲載しています(グループ登録によりダウンロードいただけます)。
また、2016年1月以降の開催情報等はコラボリーのライフサイエンス分科会のページに掲載しています。

記入者:(株)ジー・サーチ:三尾、加藤


内容 :

【1】JDreamⅢのエンハンス情報および新複写サービスのご紹介等(スピーカー:加藤)

 

2016年度に予定のエンハンス情報の紹介

引用・被引用情報の追加

JSTPlusJMEDPlus3500万件中、234万件に引用、878万件に被引用情報あり。

国内原著論文の95年以降の論文に追加。元情報はJDreamCiNiiJaLCから取得。

JDreamⅢ内の引用関係はリンク表示する。なお、回答表示やダウンロードは有料。

 

★引用・被引用情報QA

Q1:JDream3レコードの引用・被引用情報が複数あった場合、11件の表示ではなく、まとめて回答表示可能か?

A1:1件ずつ閲覧する仕様のため、まとめて回答表示はできません。

 

Q2:タブ区切りでダウンロードできるのは、件数だけで引用・被引用情報(書誌情報)はダウンロードされないか?

A2:件数のみです。引用・被引用情報(書誌情報)のテキスト情報はダウンロードできません。

 

Q3:引用・被引用情報は、CiNiiJALCJDreamⅢの情報を元に作っているが、元々JDreamⅢのデータとしては持っていたのか?

A3: 引用・被引用作成のためにJSTが調達したも情報です。

 

 

② 機関ID情報の追加

機関名を一意に識別できるIDを付与。タブ区切りダウンロードで入手可能でデータ分析用を想定している。

JDreamⅢ収録からID付与にはタイムラグがある。

 

★機関ID情報QA

Q4:東京大学、東京大学付属病院は別々の機関IDが付与されるか?

A1:同じIDを付与されます(サンプル確認)

 

Q5: 引用・被引用情報にも機関IDは付与されるか?

A5: 付与されません。

 

Q6:機関IDが付与されているレコードだけに限定する方法はありますか?

A6: 初回リリース版では限定ができず、また検索もできません。

 

Q7:段階的な属性付与は機関IDのみか?

A7:機関IDと著者IDは、JDreamⅢ収録後1カ月程で付与されます(段階的付与)。

 

74年以前の遡及データ追加

  7580ファイルよりも旧い論文データの追加収録。

406万件で1958~1974年分。7580ファイルの名称も収録後に変更を予定。

 

★遡及データ情報QA

Q81958-1974年の文速のデータが電子化されて収録されるか ?

A8:はい。収録されます。

 

Q9:化学総覧も収録されるか?

A9:はい。収録されます。文速創刊号からののすべてのデータが電子化され収録されます。化学総覧も含みます。ただし、印刷がかすれて読み取れない等の理由で収録されないデータも若干存在します。

 

IEEEの収録

米国電気電子学会のジャーナル・会議録を機械翻訳版で追加収録。

 

⑤ 書誌項目の表記・検索の変更(タイトルを略名から完全表記、特殊号の更)

外国誌の署名を省略表記から完全表記へ変更する。

「特殊号」のフィールドは廃止、「号」に統合する。

 

★書誌項目の検索仕様変更QA

Q101958-1974年の文速のデータが電子化されて収録されるか ?

A10:はい。収録されます。

 

Q11: 古いジャーナルでは完全誌名が不明な雑誌が多く、混乱が予想される 。対照表や完全表記+略称の両方検索できる機能などを要望する。

A11:検討します

 

Q12SDIの省略表記はどうなるか?GSH側で自動的に変換してくれるのか? 

A12: 変更時期などについて通知をさせて頂く予定です。自動変換はしない予定ですので、お手数ですがご利用者での変更をお願い致します。

 

Q13:遡及データ(1958年~)について、雑誌名の検索は完全表記でちゃんと出来るのか?

A13:遡及データについては略称が入る予定であり、完全表記への変更時期は現在検討中です。

 

⑥ 文献複写サービスについて

JSTの所蔵資料サービスが20162月に廃止となる。これに伴い代替サービスとして「JDreamⅢ複写サービス」を開始した。既存の「メディカルオンライン」「RightFind」と合せて計3つの複写サービスとなる。

JDreamⅢ複写サービス」はサンメディアとの連携サービス。請求はJDreamⅢのIDへの請求だが、別途複写用ID取得により請求を分けることができる。

「メディカルオンライン」もJDreamⅢのIDがあれば利用可能。別途企業契約があればメテオ会員向けのリンクから発注画面への展開あり。

なおメテオと別途契約により外部提供可能プランもあり。

RightsFind」は123日のバージョンアップによりPubMed CentralDOAJは基本的に無料で提供を開始。

 

Q14:⑪JSTの学会が管理する原文献について、有料のものは個別に学会に依頼して取得をしないといけない。

  JDream複写等で、まとめて取得できるようにしてほしい。

A14:今後検討する予定です。

 

⑦ 分析ツールについて

ダウンロードデータの分析ツールへの取り込みを従量制・ビジネス固定プランで契約の範囲内とする利用条件緩和を実施(12月に実施済み)。

CSVデータを簡単に可視化できるお手軽ツール「Open Knowledge Viewer」を1ライセンス38万円で提供。

その他、提供中の分析ツール:TrueTellerNRI)、DocRadarVALUENEX)、Text Mining StudioVisual Mining StudioS-PLUS(NTTデータ数理システム)、パテントマップ(インパテック)、ぱっとマイニングJP(パテントサービス/ワイズ)、PAT-LIST(レイテック)等あり。

 

Q15 JDreamⅢを利用することのメリットは何か?医中誌webを使うことが多いが、その理由は料金が安いことである。理解不足あり説明してほしい。 

A15 JDreamⅢの検索はきめ細かな検索式の設定ができる点が評価されている。

競合に対して抄録付与率が高く有用、収録期間が2週間以内と速くSDIが利用されている。

工学系の内容も対象としておりそうした雑誌に掲載された場合はJDreamⅢにしか収録されないことか

ら網羅性確保に有用、などが挙げられる。

 

⑨コンテンツソリューション RightFind Enterprise

海外文献の約95%を24時間以内に入手でき、元が電子データであり鮮明なPDFが入手できる。

別途著作権管理団体(JAC:学術著作権協会)と著作権包括契約(JAC Digital Copyright License)をお持ちの場合、RightFindEnterpriseを利用するとCCCの管理著作物の自動識別および取得したCCC管理著作物の文献の社内共有ができるなど利便性が向上する。

RightFind Enterpriseにはリンクリゾルバ機能もあり契約ジャーナルを含め適切な入手法を提示する。検索・SDI機能もある。画面カスタマイズも可能。

Rights Find Now は目次表示機能で、Table of Contents を見ることができる。検索実行後に同じ雑誌の号に掲載の別論文を表示できて好評である。

PubMedRights Find 連携画面を用意することができる。文献入手をPubMed検索からシームレスにRightFind(発注画面)に流すことができる。

 

Q16: 検索対象はフルテキストか? 

Q16: 抄録レベルである。

 

Q17: 文献手配の網羅性は? 

A17: 研究レポートはあるが博士論文は難しい。

 

Q18: 著作権包括契約(JAC DCL)およびRightFind Enterpriseの費用は? 

A18 JAC DCLは業種別・社員数で決まっており、詳細はRightsDirect Japanへお問い合わせください。

RightFind Enterprise版の利用は個別見積ベースです。

 

【2】コラボリー/COLOBORY(スピーカー:三尾)

 

・研究者向けソーシャルプラットフォーム コラボリー の紹介。

コラボリー/Grants(研究助成)、Beats!Groups(グループ)、L-RAD(エルラド)。

Grants:研究助成情報の検索サイト。公募情報は主に研究者(もしくは研究助成による研究資金を探している

個人・組織)が多く利用。採択実績情報は、研究者に加え、KOL探索などに法人の方も。利用無料。

Grantsに収録のデータは、分析用としてデータ販売も可(費用等は要ご相談)

Beast!は若手研究者のための研究資金ならびに情報サイト。利用無料。

Groups:研究者のコミュニケーションをサポートするサービス。コミュニティ情報や研究会開催など

公開情報をアップするサイト作成支援機能。利用無料。

L-RAD:申請/起案したものの却下された研究テーマ情報をデータベース化。アイデアを共有して

有効活用を図るサービスとして展開予定。

 

Q1:コラボリーGrantsのデータは個別に収集か。 

A1:提携しているパートナー企業から提供を受けている。

 

Q2:コラボリー(GrantsBeatsGroup)を無料とする理由、ユーザーアクセス情報を解析して商売にする

予定はあるか。

A2:コラボリーの運営は広告収入とデータ販売を主収益としている為、個々のユーザー様には無料でご利用いただいております(皆様に使っていただく事(ユーザー数)が一番重要)。ユーザーアクセス情報の解析について現状は考えておりません。

 

Q3L-RADの未採択申請書の取集方法は、どのようにするのか。 

A3:大学のTLO等を介して、研究者に登録を依頼することで動いている。

 

 

以上



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