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目次前回 < > 次回 第 285 回化学分科会開催報告
日時 2007 年 3 月 13 日 (火) 14:00-17:00
場所 (社) 情報科学技術協会 会議室

配布資料

[テーマ]

  1. 2006 年度情報検索応用能力試験 (1 級) 試験問題を解く
  2. Google Scholar, Windows Live Search, CiNii のその後の展開

1. 2006 年度情報検索応用能力試験 (1 級) 試験問題を解く

2006 年度情報検索応用能力試験 1 級試験問題の解答を検討した。なお 2 級解答例については、化学分科会のホームページに公開

2. Google Scholar, Windows Live Search, CiNii のその後の展開

 Infopro 2006発表以降のサービス変更点などを確認した。CiNiiは詳細表示・抄録の一般公開、検索対象指定機能、医中誌Webとのリンク、文献情報管理ソフト向けダウンロード機能追加など多くの改良があった。
 Google Scholar は情報のソースが表示されるようになり、たとえば J-Stage からのデータは J-Stage と表示されるようになった。
 CiNiiとGoogle Scholar の日本語文献の収録状況比較を行ったところ、Google Scholar ではヒット数は CiNii の半分程度でかつ雑誌文献の数はさらにその半分以下であった。ただし「ベクトル空間」のような IT 系のテーマではセルフアーカイブの論文が多数にのぼり、CiNii より件数は多かった。